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ペク・ドンス 第29話(最終話) あらすじ 感想 [ペク・ドンス 第26話~]

韓国ドラマ「剣士ペクドンス」第29話、あらすじと感想です。


朝鮮最強の武人・ペクドンスを描いたこのドラマも
今回で最終回です。


巨悪・ホンデジュが打ち首になり、全てが終わったと
ドンス達は、祝杯をあげました。
ウンもようやく、ドンスと昔のように話すようになりました。

ウン自身は、今回のデジュの謀反を阻止したのは
刺客としてではなく、武人としてドンスに協力したのです。
つまり、ウンは人を殺すことを生業とする刺客の
運命を振り払ったのです。

ウンは、黒紗燭籠の部下達すべての
身分証を用意していました。
ウンがチョンを引き継いだときに誓った
黒紗燭籠の解体の時が来たのです。

すべてが上手く流れているように感じていました・・・。
しかし・・・
ただ1人、ヤンチョリプだけは違っていました。


チョリプは、セソンの父・サドセジャ暗殺に
ウンが関わっていたことをセソンに明かし、
黒紗燭籠の解体と、その頭目であるウンの殺害を
命じるようセソンに進言していました。

セソンはチョリプの案を受け入れ
黒紗燭籠とウンの殺害を命じます。
ウンの殺害には、ドンスが任命されてしまいます。
ドンスは、セソンに考え直すよう進言しますが
聞く耳をもちません。


この情報を知った黒紗燭籠は、ウンには秘密で
ドンスとチョリプを呼び出し、暗殺しようとします。
しかし、暗殺は失敗に終わりこれによりチョリプは
益々態度を硬化させてしまいます。

ウンは、セソンの宮殿に忍び込み直接セソンに
命令の意図を確かめました。
そして、ドンスのところに現れたウンは
セソンに償いの機会を与えられたと明かします。

黒紗燭籠を解体し、ウン自身は都を去るよう命じられたということでした。
ウンは、その命令に従うつもりだとドンスに告げにきたのです。

そして、ウンは本当に黒紗燭籠を解体しました。

しかし、黒紗燭籠の幹部はウンが旧友のチョリプとドンスには
剣を抜かないのを知っていました。
そのため、ウンを守るためまたもや独断で
チョリプを呼び出し、殺そうとします。

そのことを知ったウンは、現場に駆けつけ
間一髪のところでチョリプを助けます。
瀕死のチョリプがウンに絶望的な言葉を浴びせます。

まだ、分からないのか。
全ての元凶は、黒紗燭籠だ。
黒紗燭籠のせいで、多くの人が死んでいった。
お前がいると、こうなるんだ。

チョリプの言葉を聞いたウンは、愕然とします。

これからの人生で償っていくつもりだったウン。
罪を犯してしまったが、これからは刺客としてではなく
別の人生を送っていけると思っていたはずです。

そして、ウンは吹っ切れたような顔をして
部下に武器を捨てて去るよう命じました。

そこへドンスが駆けつけました。
瀕死のチョリプを見てドンスが逆上します。
「ウン、お前がやったのか!」

静かに頷く、ウン。
「結局、おれは人殺しでしかない・・・」
ウンはつぶやきました。

どうしても、戻れないのか・・・、ウン。
ドンスは、剣を抜きました。
お前を殺すかもしれない・・・。

フッ、お前はオレに一度たりとも勝ったことはないだろう?
殺す気でかかって来い!ドンス!

2人は、激しく斬り合います。
しかし、わずかにウンが押しています。

2人が間合いを取ります。
次で最後だ・・・。

にらみ合っていた両者が動き出します。

次の瞬間、ウンが一歩早くドンスに迫ります。
ドンスは、覚悟を決め目を閉じました。
その時・・・

ウンが剣を捨て、ドンスが構えていた剣に
自分から飛び込みます。
剣が、ウンの身体を貫きました。

ウンは、初めから死ぬつもりだったのです。

ウンは、誰かの手にかかるならお前の手にかかって死にたかった。
お前とチョリプと一緒の時が、オレにとって唯一の
休息のときだった。唯一、太陽の下で笑っていられた。
ありがとう。ドンス・・・。


こうして、ドンスの親友ウンは息を引き取りました。


後日、王が亡くなりセソンがイ・サンとして王の座に着きました。
ドンスは、「武芸図譜通志」を完成させ軍の強化に貢献しました。

ようやく、平和が戻り
ドンスは、ジソンと未来に向かって馬を走らせます・・・。
完。


これまで、スポットを浴びることのなかった
武人を中心に描かれた18世紀の朝鮮の物語でした。

ドンスとウンの友情。
運命に翻弄される2人。
互いの師通しが繰り広げる、武人の闘い。

今まで時代劇は、面白いけど、ちょっと重いというか
がんばって視聴している感じでしたが
今回の「剣士ペクドンス」は、そんなところが全くなく
本当にハマリました。

最高にカッコ良く、切ない時代劇でした。


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